みなさんは無色透名祭Ⅱというものをご存じだろうか？
無色透名祭Ⅱ
https://site.nicovideo.jp/mushokutomeisai/
これは様々なボカロPなどが匿名で楽曲を投稿し、みんなに聴いてもらうというお祭りだ。
Ⅱとある通り、今年で2回目。
今年も私の敬愛するOzaShin先生が参加するとのことで、楽しみにしていた。
「そうだ、投稿された楽曲の中から答え合わせされる前にOzaShin先生の曲を当てられはしないだろうか？これはなかなか面白い試みだぞ」
と思いつき、その模様をこの時点でブログにまとめようと私は画策していた。
このとき、私はこの祭りを甘く見ていた。
投稿される楽曲は精々数百曲だろう、と。
これらを聴いて「あ～たいへんだったわ～」などと笑ってやろうと思っていたのだ。
しかし、捕らぬ狸の皮算用、現実はそう甘くはなく、なんと今回投稿された楽曲の数は総勢約4800曲。
……4800曲！？！？！？！？
これは仮に1曲を3分として計算した場合、14400分＝240時間＝10日間に相当する。
え！？10日間！？無理に決まってんじゃん！何馬鹿なこと言ってるの？？？やめやめ！！！
しかし、ボクも現代に残されたぺぺろん廃の末裔、挑戦せずして無理だと決めつけるのはいかなるものか。
ということで、無理は承知の上で挑戦することにしたのだ。
1曲が3分とはいっても、そもそも3分間愚直に聞く必要などない。
イントロを10秒も聴けば、その楽曲の概要も掴めるし、この時点で7割は弾けるだろうと判断した。
そして、いい曲だからちゃんと聴こうなどという時間の無駄（この企画自体が時間の無駄だが？？？）は諦め、あくまでOzaShin先生の曲っぽいかどうかだけで判断することとした。
なぁに、ボクもぺぺろん廃の端くれ、それくらい朝飯前よ。
と、まぁ絶望的な状況であるが、ここでOzaShin先生の曲調もそうだが、使いそうなボカロ及び合成音声も予想しておく。
とはいっても、ぺたんはなんでも持ってるからなぁ……でもこういうイベント毎に出るならGUMI、リン、ミクあたりで出てくるのが有力視されるだろう。
勿論、他の声を切り捨てるわけではないが、この辺は要注意なのは確かだ。
この作戦、つまりはぺたんが変化球を投げてきたら一瞬で死ぬということである。
「いつもと違うことをやってみました！」と言われたらもう太刀打ちできない。
こうやってガバガバな作戦を立て、とりあえず無色透名祭に乗り込んだ。
知……知らない人が多い！！！！
恥ずかしながら私、長らくボカロ文化から離れておりまして、現在、何が主流なのか全然把握していなかったわけなのです。
シンセサイザーVがすごい、AIきりたんがすごい、とか噂程度には聴いていたのですが、まさかすでにこんな多様化していたとは。
可不って人が一番多い印象。はぇ～。
まさしく浦島太郎状態で初めは手探りも手探り。
まず、声である程度判別ができるかと思っていたのですが、そうは問屋が卸さない。
シンセサイザーVとかAIとか使われると誰が使ってもうまくなるもんだから、投稿者の技量によるものなのか、製品がすごいのかさっぱり。
反面、昔からいるボカロなら聞き分けれる。これはぺたんのミクの声ではない！！！
そして、やっぱり（こう表現するのは失礼だが）下手くそな曲はがんがん弾いていってもいいので、バックから声が浮いてる曲、逆に埋もれてる曲、そんなものはどんどん弾いた方が良いことに気付いた。
そして、想像以上にイントロの時点で技量と曲調は透けて見えるということも。（まさに透名）
結果、序盤は知らない声に慣れる為に四苦八苦したものの、途中からはイントロ2秒、飛んで声1秒もあれば、大概の曲は弾けるようになった。
当初予定していた10秒に対して3分の1である。
そして、懇々と聴き続けた結果、気になる曲で立ち止まったり、リンクを踏んだり、一度耳をリセットする為にぺたんの曲を聴いたりしたとははいえ、5時間で1500曲を捌いた。
時間して1曲につき12秒である。
しかし、もう限界である。ギブアップ。耳がおかしくなっちゃうよ～。
ということで、1500曲の中から一番OzaShin先生の曲っぽいかなぁ？と思った曲はこちら。
うーん、ぺたん、こんなミクの高い声を使うかなぁ？？？という疑問を感じる。
あんまり自信が……。
曲名や歌詞はまぁありそうな気はするが、あくまで今回聴けた1500曲の中では、ということで逃げさせてくれ！だってまだ3300曲もある！3分の1の確率で出会ってすらいない！
せめて外れていたとしても、聴いた中に当たりが入ってて聴き逃したなんてことだけはないで欲しい。そんなことになったらぺぺろん廃失格だ……。もう名乗れない……。
というわけで今回の挑戦は不完全燃焼に終わってしまったわけですが、（明日から法事があって実家に帰らないといけないのでこれ以上、時間が取れない）せっかく1500曲も聴いたということで、流し聴きでも気になった曲はメモってあるので、またの機会にそういう曲も紹介しようと思う。
それでは最後に、「本当にお前、1500曲も聴いたんかぁ～？」と疑ってる読者もいるだろうから、履歴画像を貼ってお別れしよう。
【追記】
答え合わせ。
そして、怒られる
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